WEBライターの執筆速度・作業スピードを高める11個のコツ|5,000文字を2時間で書く!

WEBライターの執筆速度・作業スピードを高める11個のコツ|5,000文字を2時間で書く!

WEBライターの執筆速度・作業スピードを高める11個のコツ|5,000文字を2時間で書く!

 

初回記事公開日:2019年3月25日
最終更新日  :2019年3月25日

 

こんにちは、こんばんは!

クラウドワークス(Crowd Works)でライターとして活動しております、ゆきひろです。

【筆者の自己紹介:WEBライターゆきひろについて

【前回アップした記事:【WEBライター養成講座7】正しい「起承転結」の考え方・書き方


 

まず、お聞きします。

なぜ執筆速度、作業スピードを速めることが必要なのでしょうか?

 

少しだけ考えてみてください。

 

 

答えは出ましたか?

そう、作業スピードを速くすることで1日に書ける分量が増えますよね。WEBライターの報酬は文字単価によって成り立っています。

つまり、1日に書く分量が増えれば増えるほど、それだけ1日に入る収入額が上昇するのです。

 

副業や週末ライターとして活動する場合、それほど意識的に作業の効率化を行うことも少ないかもしれません。しかし、WEBライターとして独立した場合、この執筆速度を意識することが多くなるはずです。なぜなら、「1日にどれだけの分量を書いたか」ということが、ライターの一ヶ月の収入に直結するからですね。

もちろん文字単価(や記事単価)が高ければ、一ヶ月に書く本数が少なくても、余裕のある生活が送れるでしょう。

では、文字単価はそう簡単に上げていけるでしょうか?

 

なかなか難しいですよね。

そこで、ライティングの作業スピードを高めて、よりたくさんの記事を書いていくことが必要となります。効率化を進めることによって、総体的な収入額を高めようということです。

文字単価を上げるには、数年間もの実績や、クライアント様との交渉力、そして自分の能力を引き出して上手に相手に伝える表現力が要ります。そのことから考えると、まずは作業を効率化させ、「数で稼ぐ方法」を用いるほうが圧倒的にカンタンです。

今回は、WEBライターの執筆速度や作業スピードを高める方法を、合計11個お伝えしていきます。また、私自身の作業内容も紹介していますので、ご自身と見比べて、マネできることはそのままご活用ください。

 

この記事でお伝えしたいこと

  • 執筆速度や作業スピードを高めることで、総体的な収入をアップさせる!

 

では、以下より詳しくお伝えしていきましょう!

 

WEBライティングを効率化するだけで月間収入はこんなに変わる!

WEBライターの収入は「文字単価」、つまり1文字あたりで料金が算出されます。たとえば、文字単価0.5円の仕事もあれば、文字単価1.0円というように、案件によってクライアント様から提示される価格が異なります。

その単価は、クラウドソーシングサイトの案件募集画面でも見ることが可能です。

クラウドワークスの文字単価確認画面

 

そして、WEBライターが書く記事には「規定文字数」が設定されています。

その規定文字数と文字単価をかけ合わせた金額が、「1記事あたりの報酬」となるわけです。

具体的な計算式は以下をご確認ください。

  • 例:規定文字数3,000文字 × 文字単価0.5円 = 1記事あたりの報酬1,500円

 

では、この3,000文字を書くために丸一日かかっていたとしましょう。

文字単価が0.5円だとすると、1日に稼げる金額は1,500円です。

一ヶ月に換算すると、おおよそ45,000円(1,500円×30日)となります。もちろん休日もあるので、総収入額はもう少し低くなるでしょう。

副業や週末ライターにとっては、これだけでも十分な収入ですよね。本業の収入とは別に、約4万円の副収入があれば家計はとても助かります。

 

しかし、これがWEBライターを本業として働く人にとってはどうでしょうか。収入はライティングによる報酬のみです。どんなに支出を切り詰めても、月4万円で生活することはできません。

そこで、月間収入をアップさせるために、「文字単価を上げる」か、「執筆スピードを速める」かの二者択一を行う必要が出てきます。ただ、冒頭でもお伝えしましたが、文字単価を上げるには実績を積み重ねる時間と、交渉力や表現力を高める努力が必要です。

そのため、ここでは執筆スピードを速めることで月間収入をアップさせていきましょう。

 

先ほど、3,000文字を書くのに丸一日を費やす事例を挙げました。この作業時間を半分にすることができれば、1日に3,000文字の記事を2本書くことができます。

文字単価が0.5円だとすると、1日に3,000円(0.5円×3,000文字×2本)を稼ぐことが可能です。

一ヶ月にすると90,000円(3,000円×30日)ですよね。

つまり、執筆スピードを倍にすることで、月間収入も2倍となりました。

ちなみに1日に3本書けたとすると、月に13.5万円の収入となります。

 

このように執筆速度を高めることにより、月間収入には大きな差が生まれるのです。

「少し収入が低いな……」とお困りのあなた。文字単価を上げる方法はひとまず置いておいて、まずは執筆作業を効率化することから始めてみてはいかがでしょうか。

 

作業スピードを速める方法|まずは人のマネから

WEBライターの作業スピードを速めるには、人のマネから始めることをおすすめします。この後、作業を効率化する11個のコツを紹介していきます。しかし、そのコツも人によって合う・合わないがあるのです。

そこで、まずは執筆速度の速い人の構成やライティング方法を、そっくりそのまま行ってみましょう。すると、今まで自分が行っていた作業との違いが明らかになり、スピードアップへと繋がることが多いです。

 

私の場合、作品の質を高めるために、最低限の情報収集・執筆時間をとるようにしています。そのため、他のライターに比べると、それほどスピードは速くないかもしれません。ただし、すでに独立している身なので、効率化も念頭においておかなければいけないため、執筆スピードも意識するようにしています。

 

私は1日に書く分量の目標を決めるようにしています。

1日に約15,000文字書ければ最低ラインは突破。

20,000文字だとまずまず。

25,000文字を超えるとベストな状態です。

規定文字数は1,000文字以下のコラムもあれば、6,000文字以上の長文もあります。文字数の最低ラインを突破するためには、最低でも1日に2~3本、多いときには5~6本ほど仕上げなければなりません。

上記はあくまで個人的な目標です。文字単価にもよりますが、おおよそ1日10,000文字も書ければ、十分にライターだけで生活が成り立ちます

 

ちなみにライティング作業には、大きく分けて以下のような手順があります。

  1. 情報収集
  2. 記事の構成
  3. 執筆
  4. 校正・校閲(見直し作業)

 

クライアント様によっては、先方が記事の構成を行ってくれることもあるでしょう。ただ、基本的には上記4つの手順に沿って、ライティング作業を行っていきます

ここからは、私が普段から行っている上記4つの作業を紹介していきます。参考になりそうだ、と感じた場合は、そっくりそのままマネしていただいても構いません。もちろん少し修正を加えて、オリジナルの作業方法を考えてみても良いでしょう(そのときは私にもマネさせてくださいね(笑))

 

また、「いや、具体的なスピードアップのコツを知りたい」という場合は、この項目を飛ばしていただいても大丈夫です。この次の項目では、「WEBライターの執筆速度を高める11個のコツ」をお伝えしていますので、そちらをご参照くださいませ。

 

では、以下より私が行っているライティング方法を紹介します。

 

WEBライティングの手順(1):情報収集

私の場合、執筆前の情報収集にはあまり時間をかけません。言い方を変えれば、「情報収集」と「構成」の作業を同時に行っているといっても良いでしょう。

時には、事前にしっかりと情報を集め、独自の「コンテンツシート」を利用することもあります。文字単価の高いお仕事には、このコンテンツシートを利用した徹底的な情報収集を行うことが多いです。文字単価の高い仕事の場合、作業効率よりも記事の質を最優先に求められているため、それだけ情報収集にも気を配るということになります。

コンテンツシートは以下のようなものです。キーワードから競合サイト約10社を抽出し、それらの内容をつぶさに調べていきます。ペルソナ設定、サジェストワード、共起語などの分析も行います。

独自コンテンツシート

(ダウンロード → コンテンツシート(参考)

 

上記よりダウンロードできますので、ご自身の構成や情報収集に利用したい場合にお活用ください。

 

さて、このコンテンツシートですが、使うときは限られます。そのため、基本的には情報収集と構成を同時に行い、作業スピードを高めるようにしています(文字単価が低く速度が求められる案件など)。

 

WEBライティングの手順(2):構成

「構成」と「校正」を間違えないようにしましょう。「構成」は、導入文から始まってまとめで終わる、記事全体の流れを考えていくことです。「校正」は、執筆した記事全体を見直して、誤字脱字や表記揺れなどを修正していくことを指します。

 

私の構成は、情報収集と同時に行います。

ただ、ここでも情報収集に費やす時間は少なめです。本格的に書籍やWEBサイトを調べるのは、執筆時に行います。

具体的な構成方法としては、まずキーワードでGoogle検索を行います。そして、検索結果1~20位ほどの記事に目を通していくわけです。ここまでは、多くのWEBライターの方と同じかと思います。

さて、各記事を覗いていくと、当然その中には記事の見出しがありますよね。

私はまずこの見出しをすべてピックアップして、Wordにコピペしていきます。

たとえば、「株式投資、投資信託、違い」というキーワードで検索すると、数多くの記事が表示されます。その中から上位20位までの記事を選び、それぞれの記事内に書かれている見出しをコピペするのです(内容によっては上位10位までで済む場合も)。

すると、たまに内容がかぶっているものもあります。「株式投資のメリット・デメリット」などは多くの記事の見出しに利用されていました。このかぶっている見出しは1つだけ選択し、Wordに貼り付けていきます。

WEBライティングの構成方法1

 

上記の見出し一覧を軽く見て、今度は自分の構成を考えていきます。「株式投資、投資信託、違い」というキーワードのなかで、自分の記事構成に必要なものだけ赤字で塗りつぶすのです。

WEBライティングの構成方法2

 

すると、上の画像の赤字になっている見出しで、私の記事構成ができそうです。

もちろん見出しタイトルをそのまま使うわけにはいきませんので、少しだけ言葉や表現を変えます

後は、起承転結の流れに沿って、選んだ見出しを並べ替えていくだけです。

私の構成は上記で完了となります。早ければ10分程度で終わります。

 

この構成の最中、見出しをピックアップするために上位1~20位までのサイト記事を見ます。その時は、ほとんど文章は読んでいません。先ほど、構成までの情報収集作業に多くの時間を費やさないとお伝えしたのは、こうした理由からです。時間をかけて情報収集するのは、この後の執筆段階で行っていきます(その分野の知識がない場合には概要程度は読みます)。

 

もちろん文字単価が高い仕事の場合は、1時間以上かけてコンテンツシートを埋めていきます。しかし、文字単価が低い場合は、どうしても作業スピードを優先せざるを得ません。クライアント様からすると、「できるだけ発注コストは安く抑えて、情報収集も徹底的にやってほしい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは「求めすぎ」です。

業務委託契約料はワーカー側の作業量に依存する範囲が広くなっています。報酬が少なければ、それだけワーカーが負担できる作業量も少なくなる、これは当然です。

ただし、作業を効率化させながら、できるだけ品質を維持していくことも重要となります。私の場合は、執筆段階で品質を高める工夫を行うようにしています。

 

WEBライティングの手順(3):執筆

執筆作業では、先ほど考えた構成から本文を書いていきます。ここで情報取集に時間をかけて、品質向上を図っていくのです。

先ほどの例では、見出しのなかに「株式投資の特徴」や、「株のメリット・デメリット」というタイトルがありました。

そこで、Google検索で「株式投資、特徴」と調べて、「株式投資の特徴」の本文を書いていきます。

また、「株のメリット・デメリット」の本文を書くときも、「株、メリット、デメリット」というキーワードで情報を集めます(「株、メリット」と「株、デメリット」、それぞれで検索するとさらに情報が絞れる)。

 

つまり、「各見出しタイトルのキーワードに沿って情報収集する」ということです。

 

しかし、ライターのなかには、記事全体のキーワードである「株式投資、投資信託、違い」から記事を検索して、そこから情報を集めようとする方もいらっしゃいます。この場合、キーワードが広すぎて、記事のなかに余計な情報が入っていることも多いです。情報収集の効率が悪いのですね。

そこで、自分で構成した見出しタイトルからキーワードを絞りこみ、一つひとつ情報を調べていくことが大切です。当然、「株式投資、投資信託、違い」という広いキーワードで調べるよりも、「株式投資、特徴」で検索した方がピンポイントの情報が見つかります。情報収集の効率が良くなるというわけです。

また、この方法だと、広いキーワードで調べたときよりも、より深い内容の情報にたどり着けることが多いのです。すると各見出し内に記載された情報の質が高まり、記事全体が良く見えます。

 

WEBライティングの手順(4):校正・校閲

校正・校閲作業とは、簡単にいえば最終チェックのことです。どんなに文章制作に慣れたライターでも、必ず誤字や脱字があるものなので、執筆後に必ずチェックするようにしましょう。

ただし、この作業にも多くの時間を割くわけにはいきません。

こんなときは、Wordの「校閲機能」を利用すると作業スピードが速くなります誤字や脱字、表記揺れなどを自動検出してくれる、とても便利な機能です。

 

まず、執筆が終わった内容をWordファイルにコピペします。Wordで執筆していた人は、そのままそのファイルをご使用ください。

上部のタブメニューから「校閲」を選び、その中の「スペルチェックと文章校正」をクリックします。

Word校閲機能1

 

すると、画面内に下のようなツールボックスが表れます。左下の「オプション」を選択します。

Word校閲機能2

 

すると「文章校正オプション」が開きます。基本的には、チェックした数が多いほど厳しい校閲が行われます。できるだけ厳しめに、チェックボタンを多く入れておくと良いでしょう。

Word校閲機能3

 

最後に「OK」を押して設定は完了です。

すると、Wordに記載した文章に、緑色の波線や赤色の波線が引かれます。緑色の波線は、文章全体で表記揺れ(わかる・分かるなど)がある場合などに表示されます。赤色の波線は、誤字脱字がある場合に表示されることが多いです。

この機能を利用することで、校正の作業スピードが速まります。

 

また、執筆後にキーワード数を調整したいという場合は、「ファンキーレイティング(FunkeyRating)」が便利です。

下のように、文章内のキーワード出現数・出現率を一瞬で表示してくれます。

ファンキーレーティングでキーワード解析

ファンキーレイティング公式サイト

 

もちろんファンキーレイティングは無料で利用できますので、キーワード調整や修正が格段に効率化できます。

 

WEBライターの執筆速度を高める11個のコツ

WEBライターの執筆速度を高めるには、「小さなことからコツコツと」という言葉がピッタリです。最初の情報収集から、最後の校正・校閲まで、全体的な作業スピードを一気に高めるということは難しいと言えます。

そのため、以下で紹介する11個の効率化のコツを少しずつ取り入れて、徐々に全体のスピードアップを図りましょう。

  1. 作業を分散するところ、集中するところを明確にする
  2. できるだけ長文を書くことに集中する
  3. 余計な情報に気を取られない
  4. 情報サイトを特定しておく
  5. ショートカットキーのフル活用
  6. 執筆するジャンルを特定する
  7. 管理表で雑務のスピードアップ
  8. ライティングする環境を移す
  9. タイピング練習
  10. 本をよく読む
  11. PCの周辺環境を整える

 

執筆作業とは直接的に関係しないものまで取り上げています。フリーランスのWEBライターは、執筆以外にもいろいろな雑事を行わなければなりませんよね。

そのため、フリーランスとしてトータル業務の効率化を目指していきましょう。

 

効率化のコツ(1):作業の分散するところ、集中するところを明確にする

作業が「分散」するとは、たとえば「情報収集→構成→執筆→校正・校閲」という流れのことです。この4つの手順は、それぞれ作業する内容が異なりますよね。情報収集ではWEBサイトなどを調べて、執筆ではWordファイルを開いて、そこに文章を書いていきます。それぞれの作業内容がまったく別のものなので、作業が分散しているのです。

では、構成作業だけに「集中」してみることにしましょう。

たとえば、1契約でまとめて10本の執筆依頼を受けました。すると、この10本分の構成をまとめて行うことができますよね。記事テーマやキーワードが違っても、構成の作業内容は同じなので、作業が集中しているのです

この集中方法は、構成以外にも、執筆だけに集中したり、校正・校閲だけの作業だけにまとめることもできます。

 

しかし、この一見効率的に見える「作業の集中化」ですが、実は、1記事ごとの作業スピードは逆に遅くなるのです。私もこの方法で、構成は構成、執筆は執筆と作業をまとめてみましたが、逆に効率が悪くなってしまいました。

仮に、まず10本分の構成を行うとすれば、終盤の8~10本目を執筆するまでに時間が大きく開きます。すると、終盤の記事を執筆するときには、最初に構成した内容を忘れてしまっているのです。

確かに、構成内容に関してはWordファイルやメモ帳などに記録して、データが残っています。しかし、終盤の記事の本文を書くころには、構成したときに「考えていたこと」が思い出しづらいのです。

構成とは単に見出しを並べたものではなく、起承転結の流れに従って、いわばストーリーのように上から下へと進んでいきます。そのため、いくら構成の見出しタイトルが残っていたとしても、構成時に考えていた「ストーリーの流れ」を思い出さないかぎり、逆に筆を進める速度が落ちるのです。

私も上記の方法で作業を行っていた時期がありましたが、そのときに感じたことは、「どうしてこんな構成(流れ)にしたんだろう、ものすごく書きにくい」ということが多かったです。すると、もう一度構成から見直しして、情報を調べ直す必要が出てきます。

その結果、構成の二度手間となり作業スピードが落ちるのです。

 

構成の良し悪しによって、執筆のスピードが変わります。それほど、構成とはとても重要な部分です。

そして構成を行うときは必ず、ストーリーの流れを考えながら行います。しかし、執筆までに時間が経過してしまうと、その流れを思い出せず、作業効率が落ちてしまうということです。

そのため、WEBライティングを行うときは、「情報収集→構成→執筆→校正・校閲」の基本的な流れに従って、あえて作業を分散した方が作業スピードが速くなります

 

ただし、「校正・校閲」に関しては、たとえば記事10本分など集中して作業した方が速いです。

また、執筆してから少し時間が経過した方が、その記事の内容もあまり覚えておらず、第三者に近い視点で冷静に校正・校閲していくことができます

 

まとめると……、

  • 情報収集→構成→執筆までの作業は、流れに沿って分散的に行う
  • 校正・校閲だけ、複数の記事をまとめて、一気に集中的に行う

 

効率化のコツ(2):できるだけ長文を書くことに集中する

短文の記事を何本も仕上げるよりも、長文の記事を1本だけ書く方が効率が良くなります。短文とは約2,000文字以下程度の文章、長文は5,000文字以上というように分けることができるでしょう(人によっても異なるかと思いますが)。

短文と長文を見比べてみましょう。

  • 1,000文字の記事を5本執筆:合計5,000文字
  • 5,000文字の記事を1本執筆:合計5,000文字

 

上記はどちらも合計文字数では変わりはありません。しかし、1,000文字を5本仕上げるよりも、5,000文字を1本だけ仕上げる方が、トータルの作業時間が短くなることが多いです(内容にもよります)。

たとえば、1,000文字の執筆が終わると、今度は次の1,000文字の記事制作に取り掛かっていきます。すると、また一から情報を調べて、構成を考え、そしてタイトルまで考案していかなければなりません。

一方、長文の記事の場合は、一つの構成に従い、流れに沿って筆を進めていくことができます。タイトルを考えるのも一度で済みますよね。

つまり、短文を複数仕上げるよりも、長文の記事にだけ集中して書く方が作業効率が高いのです。

 

私も時々ですが、10,000文字程度の長文記事の執筆を依頼されることがあります。私の1時間あたりの執筆スピードは、おおよそ2,000~3,000文字です。単純に計算すれば、10,000文字を書くために約4~5時間は必要となるでしょう。

しかし、実際には3時間~3時間半程度で執筆を終えることが多いです。一つの記事に含まれる文章が長文になるほど効率性が高まり、スムーズに作業が進んでいることが分かります。

クライアント様と契約する規定文字数に関しては、案件の応募要項に記載されていることが多いですよね。そのため、執筆の効率性を求めるとしたら、「長文の記事制作」に集中して受注すると良いでしょう。

 

効率化のコツ(3):余計な情報に気を取られない

情報収集の作業効率の悪さに繋がっている要因、その一つが「余計な情報」です。

たとえば、先ほどの事例で挙げた、「株式投資、投資信託、違い」というキーワードで検索したとしましょう。すると、検索結果の記事のなかには時たま、「そもそも投資とは」、「キャピタルゲインとインカムゲインの違い」など、余計な見出しタイトルを見かけることもあります。

確かに、こうした情報も大切ですが、「株式投資、投資信託、違い」というキーワードで検索する読者にとっては、「特になくても大丈夫な内容」です。

また、複数のサイトの情報を調べていると、「株式投資とは」、「株式投資のメリット」というように、多くの記事で内容がかぶるような見出しも見かけます。

 

上記のように、「読者にとって不要な情報」や「複数の記事で内容がかぶる情報」を読んでいるだけで、1記事の制作に要する時間が増すばかり、ということを忘れないでください。

構成を行うときは、WEBサイトなどから必要な情報だけを抜き出すことが大切です。また、執筆を行うときも、ご自身の見出しに沿った情報にピンポイントでアクセスすることが重要となります。

 

効率化のコツ(4):情報サイトを特定しておく

WEBライターの方たちにとって、得意とする「執筆ジャンル」があるはずです。そのジャンルのなかで、情報量が膨大で、辞書のようなサイトが存在することもあります。こうした情報サイトをブックマークしておくことで、その執筆ジャンルのライティングを行うときの作業効率を高めることが可能です。

 

たとえば、私の場合は金融分野を専門としています。その中でも、少し前まではよく「仮想通貨」に関する記事を書いていました。すると、仮想通貨の特定の銘柄(ビットコインなど)を紹介する記事を書くこともあります。

こうした銘柄を紹介する場合には、時価や発行枚数、時価総額など、投資に必要な最低限の情報が必要です。しかし、わざわざ「ビットコイン、時価」や、「ビットコイン、時価総額」などと調べていては、なかなかスムーズに執筆することはできません。

そこで、仮想通貨向けの大規模な情報サイトである「Coin Market Cap」や、「Coin Gecko」などをブックマークして、執筆時に必ず開いておくようにしていました。こうしたサイトでは、仮想通貨の銘柄ごとの時価総額やチャート、取引所情報など、基礎的な情報が一目で分かるようになっています。

細かいことではありますが、できるだけ執筆中に余計な検索作業をしないで済むように、特定のまとめ情報サイトを見つけておくことをおすすめします。仮想通貨以外にも、株式投資ならヤフーファイナンスが役立ちますし、ウィキペディア(Wikipedia)は汎用性の高い情報サイトですよね。

 

効率化のコツ(5):ショットカットキーのフル活用

あなたもご承知の通り、WEBライターはパソコンに向かって大量の文字を入力します。そのため、パソコンの作業に慣れている人と、パソコンに不慣れの人では、当然ですが作業スピードに大きな差が生まれるでしょう。

以下はパソコンのショートカットキーで、特にライティングに使えるものを紹介しています。

(Windowsベースです)

 

【選択した単語、文章をコピーする】

Ctrl+C

 

【コピーした単語、文章を貼り付ける】

Ctrl+V

 

【選択した単語、文章を切り取る】

Ctrl+X

 

【すべての文章を選択する】

Ctrl+A(その後Ctrl+Cを押せば全文章をコピーできます)

 

【特定の単語、文章をページ内から検索する】

Ctrl+F(キーワードの出現数を調べるときに便利です)

 

【ひとつ前の操作へ戻る】

Ctrl+Z(文字を誤って消してしまったときなど)

 

【上記の戻した操作をなかったことにする(やり直し)】

Ctrl+Shift+Z

 

【新しいタブを開く】

Ctrl+T

 

【文書などを名前を付けて保存】

Ctrl+Shift+S(WordやExcelなどに便利)

 

【文書などを上書き保存】

Ctrl+S(WordやExcelなどに便利)

 

【文字を太文字にする】

文字選択→Ctrl+B(文字装飾に便利)

 

効率化のコツ(6):執筆するジャンルを特定する

執筆ジャンルを1~2つ程度に絞り込む方法は、このブログでも口うるさくお伝えしてきましたね(笑)。まだまだ、耳にタコができるくらいお聞きくださいませ(笑)。

【関連記事 → 【クラウドワークス実録記56】僕が金融の執筆ジャンルを選んだワケ

 

ジャンルを絞り込むほど、情報収集にかける時間が短縮されます。一度調べて(インプット)、なおかつ執筆した(アウトプット)情報というのは、なかなか頭から離れにくいものです。そのため、基本的な情報に関して何度も調べる手間が削減でき、作業スピードが速くなります。

たとえば、株式投資の記事ばかり書いていると、基本的な知識(株の仕組み、買い方、チャートの見方など)が頭の中にたまっていきます。すると、基本的な情報に関しては、わざわざ検索せずとも頭の引き出しから抽出すれば良いだけです。

過去に「株式投資とは」という記事を仕上げたとしたら、新しいクライアント様から、同じく「株式投資とは」という記事の依頼がくるかもしれませんよね。二回目に書く同テーマの内容は、一回目のときほど詳しく情報収集せずに、スラスラと書けるはずです。

情報収集においては、「いかに検索の頻度を少なくするか」ということが効率化に繋がります

 

効率化のコツ(7):管理表で雑務のスピードアップ

WEBライターの仕事は、単に記事の制作だけを行うわけではありません。フリーランスとして他にも、クライアント様とのメッセージのやり取りや、契約金の出納管理、タスク内容の管理など細かい雑務が発生します。特に、契約内容の管理業務をおろそかにすると、フリーランスとしての全体的な作業効率が悪くなるのです。

 

たとえば、一度に10社ほどのクライアント様とお付き合いしていたとしましょう。つまり、契約本数は10本ですね。これだけの契約内容を人間の頭のなかだけで管理するのは、かなり難しいです。

必ず、「Aさんの仕事はどこまで進んだんだっけ」、「Bさんに納品した記事は支払いが終わったんだろうか」など、複数の契約情報で混乱することも出てきます。その結果、クラウドソーシングサイトやチャットワークなどを何度も確認しなおすこととなり、時間効率が悪くなるのです。

 

そこで、契約内容が簡単に分かる「管理表」を作りましょう。

たとえば、以下のような表です。

フリーランス用タスク管理表

 

上記の表は、クライアント様ごとのタスク管理用に作りました。

「提出済みで未払いの記事」、「提出済みでお支払い済みの記事」、「執筆前で先の予定にある記事」が一目で確認できるようになっています。

簡単に紹介します。

 

【上部の項目】

  • クライアント:契約者様名
  • 基本金額  :手数料や源泉徴収抜きの1本あたり記事報酬
  • 後払い   :後払い(末締め翌末払いなど)の場合は「○」
  • 直契約   :直接契約を結んでいる場合は「○」
  • 仮払い   :現在の契約の仮払日
  • 納期    :現在の契約の納期
  • 返信待ち  :クライアント様の返信待ちの場合は「待」
  • オレンジ色 :チャットワークのみでやり取り
  • 黄色    :Gmailのみでやり取り
  • 青色    :クラウドワークスでやり取り
  • 緑色    :ランサーズでやり取り

 

【使い方】

  • 左側の「日付」に沿って、作業した金額を毎日記載していく
  • 記載する金額は「基本金額」×執筆本数(例:3/1に5,000円/本を2本仕上げれば「10,000」と記載)
  • クライアント様に提出済みのものは金額を緑で塗る
  • クライアント様に提出済みで、お支払い済みのものは金額を赤で塗る
  • 赤で塗った金額を、正確な金額(手数料と源泉徴収を差し引いた金額)に修正する
  • 1日ごとの収入、月ごとの収入は自動計算

 

こうして説明するよりも、実際に表を見て触っていただくほうが分かりやすいかと思います。以下よりダウンロードできますので、ご自由にお使いください。

【ダウンロード → タスク管理表

 

効率化のコツ(8):ライティングする環境を移す

ライティングの作業スピードを上げるには、執筆する環境を移してみるのも一つの手です。自宅で作業をしていると、テレビやインターネット、漫画、音楽、お菓子、温かい布団、ネコなど誘惑がたくさんあります。私も自宅で作業をしていたときは、「ちょっと休憩」という口実で、布団でダラダラ漫画を読み、そのまま寝落ちしてしまったことも一度や二度ではありません。

しかし、人の視線を意識することで、心も体もシャキッとするのが人間です。作業がダラつくことで作業効率が落ちてしまう場合は、いっそのこと環境を変えてしまいましょう。

 

たとえば、レンタルオフィスやコワーキングスペースなどを利用するのも良いですね。私も現在コワーキングスペースを利用していますが、他のフリーランスの方たちと場所を共有して仕事をしていると、やはり背筋が伸びるものです。作業スピードも速まります。

 

このブログでも何度かコワーキングスペースについて紹介したことがありますので、以下の記事などをご確認ください。

【関連記事 → 【クラウドワークス実録記12】コワーキングスペースで働いてみた感想

 

効率化のコツ(9):タイピング練習

タイピング速度も重要な効率化手段です。100文字を10秒で打つよりも、5秒で打った方が執筆速度は倍になります。ブラインドタッチも作業スピードを速めるためには必須ですよね。

最近では、スマホで執筆作業を行うWEBライターの方も見かけますが、現段階ではパソコンの入力作業に比べると効率は落ちるでしょう。単純なタイプ速度や変換などの効率性は、まだまだPC入力に一日の長があります。

タイピング速度を向上させるには、やはりフラッシュ型のタイピングソフトが一番です。ほとんどのソフトが無料でできるうえに、ゲーム性もあって楽しめます。

「皿打(サラダと読みます(笑))」というタイピングソフトは、とても面白く、速度アップにも役立ちました。お皿に乗っている料理を盗み食いしようとする小人(?)がいるので、それをタイピングで撃退していくという内容です。高レベルになると、超人的な高速タイプが求められるので、一度ご挑戦ください。

皿打(サラダ)公式サイト

 

効率化のコツ(10):本をよく読む

WEBライターにとって読書は欠かせないもので、語彙や表現力の勉強にも最適ですし、実は執筆速度の効率化にも役立ちます

執筆速度が遅いという場合の多くは、文章に不慣れで、言葉の表現方法が分からないことです。たとえば、以下2つの文をご覧ください。どちらが正しい表現方法か分かりますか?

  • 私は初めてその車に乗った。
  • 私は始めてその車に乗った。

 

正解は「初めて」ですよね。「初めて」は「初体験」を表します。「始めて」は「開始」を表す言葉です。

ほかにも、「速い」と「早い」など、日本語にはややこしい表現が多いですよね。

こうした言葉の表現方法が分からなければネットで検索します。ネットで検索すればするほど、それだけ執筆の時間効率が落ちてしまうのです。先ほど、「効率化にはネット検索を行う頻度を少なくすることが大切」とお伝えしましたが、こうした細かいところでも同じことが言えます。

 

ただ、こうした表現は普段から本を読んでいれば、瞬時に答えが出てきます。なぜなら、言葉の正しい表現方法を、読書をしながら自然に学んでいるからです。

読書をしてすぐに作業スピードが速くなるということはありません。しかし、長期的に見れば、確実に執筆作業の効率化と文章力アップに役立つため、毎日30分でも良いので本を読むことをおすすめします。

 

効率化のコツ(11):PCの周辺環境を整える

あなたはいつも、どのようにライティング作業を行っていますか。もしかしたら、パソコン画面の右側に情報収集用のページを用意して、画面左側にWordなど執筆スペースを広げているのではないでしょうか。

もしそうだとしたら私も同じです。

執筆スペースと情報収集スペース

 

私は普段、上のように画面を分割して作業スペースと情報収集スペースを確保しています。ノートパソコンなので、実際にはもっと狭いイメージです。

(ちなみに「Windowsボタン+右」もしくは「Windowsボタン+左」でちょうど50%ずつに分割できます)

 

ただ、上の画像を見てお分かりのように、作業スペースがものすごく狭いですよね。長文の執筆ともなれば、画面を何度もスクロールしながら作業していかなければなりません。

また、右側の情報収集スペースも決して広くはないです。たとえば、レスポンシブデザインに対応していないサイトなどは、画面を左右にスクロールしないと文全体が読めません。ご経験のある方も多いかと思います。

 

レスポンシブデザインとは? 端末のディスプレイサイズに合わせて、サイトの画面構成も変化するWEBデザインのこと。非対応のサイトは、ブラウザを縮小させたり、スマホなど小画面で見ると、文章がおさまり切れずに横にスクロールする必要がある。このブログはレスポンシブ対応なので、お試しに画面を縮小させてみてください。画面サイズに合わせて文章も適度に改行されるはずです。

 

 

上記のように、少し贅沢を言えば、ノートPCだけでは作業効率化には物足りないような気がします。たとえば、モニターを1台買ってきて外付けにしてしまうのも良いですよね。もしくは、もう1台ノートPCを買うか、です。

モニターが2台になると、それぞれ情報収集用と執筆作業用で広いスペースが確保できます。これも作業スピードを速めるために重要な方法でしょう。

のちのち私も外付けモニターを買おうと思っていますので、その際はどれくらい作業スピードが速くなるのか、このブログで紹介していきます。

 

ここまでWEBライターの方に向けて、思いつく限りの効率化方法をお伝えしてきました。

ただ、もう一つ、全体的なライティング速度を高める「裏技」も残っています。次は、構成から執筆までトータルの作業スピードを高める方法を学んでいきましょう。

【次のページ → WEBライティング速度を倍にする「裏技」

 

【ライター作業スピードアップ】まとめ

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

スピードだの効率だの言っていると、なんだか品質の悪い記事が出来上がってしまうみたいですね。しかし、今回の記事の大前提として、「記事の質を落とさずに作業スピードを速める」ということがあります。

やはり、質が落ちてしまうと受注率が悪化したり、クライアント様と長続きしなかったりなど弊害も多いです。そのため、効率化と品質維持はバランス良く考えていく必要があるでしょう。

そのバランスの見極めは難しいですが、時間をかけて慣れていくことも可能です。効率化の手段は今回の記事をそのままご活用くださっても構いません。

作業スピードが速くなることで1日の収入は数倍にも高まります。また、品質を維持・向上させることで文字単価がアップすることが期待できますよね。その相乗効果で、トータルの収入額が大きく跳ね上がることは間違いありません。

 

ちょっと一息】(*´ο`*)=3

 

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

当サイトはブログランキングに登録しています!

上のボタンをクリックしてくださると当サイトの順位が上がります。もし、「このブログ役に立ったな」と感じてくださった人は、ワンクリック頂けると幸いです。

ブログのアクセス数が伸びて、より多くの人にフリーランスの面白さを伝えられることを願います。

それでは、また次回お会いしましょう!

この記事の内容が役に立ったと思ったらシェアしてくださると幸いです。