Webライターで年収1,000万円は可能か3つの戦略を考えてみた

Webライターで年収1,000万円は可能か3つの戦略を考えてみた

【著者紹介】

ゆきひろ(yukihiro):WEBライター歴2年半 詳細な自己紹介ページ

クラウドワークスでWEBライターとして登録し、活動1年目に独立。独立して約半年で月収50万円に到達し、今ではサラリーマン時代の3倍を超える収入に。フリーランスの教本やノウハウが確立されていないことに違和感を覚え、ブログを通じて自分自身で「WEBライター向け教科書」を作ることを決意。現在は教育分野に進出し、始めたてのライターやフリーランス向けの講師活動も務める。

 

「Webライターの収入はどこまで高めることができるのか?」

 

フリーランスは時間給や給料で働いているわけではありません。頑張り次第でいくらでも稼げるというところに、一つのやりがいがあるといって良いでしょう。

 

では、Webライターとして年収1,000万円は実現可能なのでしょうか。同じくライターとして活動している方なら気になるはずです。そこで、机上計算ではありますが詳しく検証を行ってみました。

すると、年収1,000万円に到達するために3つの戦略が活用できそうだと気付いたのです。今回は、ライターの年収をグッと高める、効果的な戦略をお伝えしていきましょう。

 

【この記事でお伝えしたいこと】

  • Webライターで年収1,000万円は到達可能!そのための戦略は3つ

 

初回記事公開日:2019年8月29日
最終更新日:2019年8月29日

 

Webライターの年収1,000万円は事実上達成できる

結論からいえば、Webライターとして年収1,000万円を稼ぐことは可能です。ただ、私自身、まだそこまで稼ぐことはできていないため、「事実上は可能」ということだけ言っておきましょう。

年収1,000万円に到達可能かどうかは簡単な計算を行えば分かります。ここでは、その計算方法をお伝えしていきます。

 

Webライターが年収1,000万円を達成するための計算式

年収1,000万円を月収に直すと「月々84万円」が必要です。

ただし、クラウドソーシングを利用している場合は、手数料としてシステム利用料が発生します。クライアント様から所得税の源泉徴収を受けている方も多いはずです。手数料や源泉徴収で手取り収入は下がるため、ここでは大まかに「月収100万円」を一つの目標にしてみましょう。

 

では、月収100万円を達成するにはどのようにしたらよいのでしょうか。

そこで、Webライターのもっとも基本となる「文字単価」から算出していきます。仮に、文字単価が1.0円だとすると、月収100万円稼ぐには月に100万文字を書かなければなりません。そして、1記事につき平均5,000文字を書くとしましょう。

この計算式は次のようになります。

 

【月収100万円稼ぐための条件(1)】

  • 1文字=1.0円
  • 1記事の平均文字数=5,000文字
  • 必要な記事数=100万円 ÷ 1.0円 ÷ 5,000文字

 

上記を計算すると、1ヶ月に「200記事」を書くことで達成できそうです。

では、1記事の平均文字数が3,000文字の場合はどうなるでしょう。

 

【月収100万円稼ぐための条件(2)】

  • 1文字=1.0円
  • 1記事の平均文字数=3,000文字
  • 必要な記事数=100万円 ÷ 1.0円 ÷ 3,000文字

 

約「333記事」ですね。

 

では、ご自身が普段から執筆している1記事の平均文字数はどれくらいでしょうか。

私の場合は約3,500文字となります。そのため、100万円を稼ぐには約286記事を書かなければなりません。少し実現困難な記事数です。最近は量よりも質を重視していることもあり、1ヶ月に書ける記事数はせいぜい150~200記事の間となります。

これでは月収100万円には到達できません。

 

平均文字単価を上げることで月収100万円は可能

私の場合、月収100万円を達成するには、納品記事数のペースを考えて非常に難しいといえます。

そこで、平均文字単価を上げることが必要です。

 

先ほど、月間150~200記事ほどは書けるとお伝えしましたが、文字数でいえば月に50万~60万文字くらいは執筆することができます。50万文字だとすると計算は次のようになります。

 

【月収100万円稼ぐための条件(3)】

平均文字単価= 100万円 ÷ 50万文字

 

上記を計算すると、月収100万円に必要な平均文字単価は「2.0円」です。

つまり、より文章をたくさん書くライティングスピードと、収入の基礎となる平均文字単価が非常に重要となるでしょう。これは何も年収1,000万円に限った話ではなく、Webライターとしての収入を底上げするためには欠かせない要素です。

そのため、「なかなか収入が伸びずに困っている」というライターは、まず次の2つの点を意識してみてください。

 

【Webライターの収入底上げをしたいときに考えるべきこと】

  • 1ヶ月の間に執筆できるのは何文字か?
  • 現在の平均文字単価はいくらか?

 

この2つをしっかりと理解しておくことで収入の底上げはもちろん、月収100万円も夢ではありません。

 

月100万円稼ぐために行いたい3つの戦略

月100万円を稼ぐには、Webライターとして活動するうえでの戦略を立てておきましょう。

確かにWebライターが月収100万円、年収1,000万円を得ることは事実上可能です。しかし、執筆スピードを上げることや、平均文字単価を上昇させることはすぐにはできません。

そのため、以下で紹介する長期的な戦略で徐々に収入アップを狙っていきましょう。

 

戦略(1)クライアント一人あたりの収入を上げる

「Webライターをしていても思ったより稼げない」という方は、執筆に費やしていない時間があるのではないでしょうか。たとえば、月収100万円には月に200記事書かないといけないという場合、裏を返せば、「月200本分の仕事を確保している必要がある」ということです。

この契約数が確保できなければ、当然ですが、執筆に費やさない時間が生まれてしまいますよね。「暇ができる」ということです。Webライターは書いた分量によって収入が決まるため、暇な時間が発生してしまうと目標の月収には到達できません。

この契約数を確保する難しさは、執筆スピードを高めたり、平均文字単価を上げるよりもはるかに困難といえるでしょう。そのため、月収100万円を達成するためには、先ほど計算して出した契約数の確保が何よりも大切です。

 

「それならクラウドソーシングを使って受注をとりまくればいい」

このように思う方も多いでしょう。

しかし、クラウドソーシングの場合、小ロットの発注が非常に多いことが特徴です。1契約につき1記事しか発注されず、執筆が終われば新しい契約を作成するというクライアント様も珍しくありません。

私は、クラウドソーシングを通して一度に30人ほどのクライアント様と契約を結んでいたことがあります。しかし、1ヶ月に20~30記事を発注してくれる大口のクライアント様は、そのうち4人しかいませんでした。すると、どうなるでしょう?

30人ものクライアント様に送るメッセージやメール確認、返信待ちチェック、納期管理に膨大な時間がかかります。その結果、執筆にあてる時間は短くなり、なかなか効率的に稼ぐということができないのです。

 

つまり、月収100万円という非常に大きな金額を稼ごうとなると、取引するクライアント様の数を最小限に減らし、執筆にあてられる時間を増やす必要があります。言い換えれば、「クライアント様一人あたりの収入」を上げる(大口顧客に絞る)ということです。

これがもっとも重要な戦略となるため、仕事を受注するときに意識してみることをオススメします。

 

戦略(2)最低でも月に30万文字を書けるようにする

執筆スピードを高めるというのは2番目に重要な戦略です。

先ほどの「クライアント様一人あたりの収入を上げる」ことはもっとも重要なことでしたが、執筆スピードの向上は、まず最初に取り掛かっていきたい戦略となります。スピードを上げることは、3つの戦略の中でももっとも簡単にできることでもあるからです。

月収100万円を目指すには、最低でも月に30万文字は書けるようになりましょう。先ほどの計算式に当てはめると、平均文字単価3.3円なら30万文字で100万円近くまで到達できます。しかし、平均文字単価3.3円にするのは非常に困難なので、月に40万~50万文字書けることが理想です。

 

戦略(3)記事の質を上げる

最後は「記事の質を上げる」という戦略ですが、こちらも非常に重要です。

 

高単価な案件では、なぜクライアント様は高いお金を支払ってまでライターを雇うのでしょうか。

それは、高単価な仕事には質の高いライターが集まりやすいことを知っているから。また、質の高いライターさえ見つかれば、十分なWebメディアの収益が出るからです。読者の読みやすい文章力、売上につながる導線を描ける記事構成力、多くの人を集められるSEO力——。基本的にこの3つが揃っているWebライターは、クライアント様の収益もしっかりと確保できます。

つまり、Webライターからすると、記事の質を高めることが単価の上昇に必要ということです。

今のうちにできること、それはライターとしての知識・スキルをしっかりと学ぶことでしょう。一朝一夕にはできないことなので、長期的な戦略として今すぐにでも手を打っておきたいところです。

【関連記事 → Webライターとしての知識・スキルを身につけるには?

 

まずは一番簡単なことから始めよう!

Webライターとして年収1,000万円を稼ぐために、効果的な3つの方法をお伝えしてきました。

 

【年収1,000万円を稼ぐための3つの戦略】

  • 戦略(1)クライアント一人あたりの収入を上げる
  • 戦略(2)最低でも月に30万文字を書けるようにする
  • 戦略(3)記事の質を高める

 

この中でも、もっとも簡単で最初に取り掛かれるものとして「執筆スピードを上げる」という方法があります。まずは戦略(2)の部分から実行していき、徐々に記事の質を高めたり、良いクライアント様を探すことに時間を費やしていきましょう。

執筆速度を高める方法は、次の記事で詳しくお伝えしていきます。ぜひ、そちらもご覧ください。

【次ページへ → WEBライターの執筆速度を高める11個のコツ|5,000文字を2時間で書く!

 

まとめ|年収の壁

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

世の中お金だけではありません。たとえ大金を稼いだとしても、なかには不幸せな人だっているのです。

しかし、フリーランスという職業で働いていると、「自分は一体どこまでいけるのか」ということに挑戦してみたい方も多いのではないでしょうか。年収1,000万円といえば、一生に一度は実現してみたいものですよね。

ただ、年収のことを意識し出すと、ときに年収の壁に阻まれることも少なくありません。私もこれまで、年収300万円、400万円と、約100万円単位で壁が立ちふさがり、「今まで通りではこれ以上は行けないんだ」と実感したことが何度もあります。

 

今回は年収1,000万円を目標としてきましたが、もちろんこれだけ高い壁を目指さなくても大丈夫です。しかし、もし上記のような年収の壁が自身の前に立ちふさがったのであれば、今回お伝えした3つの戦略を是非とも活用してみてください。少しでもお役に立てれば大変嬉しい限りです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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