【フリーランスのセルフブランディング戦略6】分析結果から自分だけの「強み」を見つけ出す

【フリーランスのセルフブランディング戦略6】分析結果から自分だけの「強み」を見つけ出す

【フリーランスのセルフブランディング戦略6】分析結果から自分だけの「強み」を見つけ出す

 

初回記事公開日:2019年4月8日
最終更新日  :2019年4月8日

 

こんにちは、こんばんは!

クラウドワークス(Crowd Works)でライターとして活動しております、ゆきひろです。

【筆者の自己紹介:WEBライターゆきひろについて


 

前回の記事では、「【フリーランスのセルフブランディング戦略5】競合分析でライバルの長所・短所を知る」を紹介しました。ライバルの長所や短所を探りましたよね。ライバルの得意な分野では勝負せず、不得意な部分を「自分の得意」に置き換えることが大切でした。

 

さて、ここまでで「自己分析」「顧客分析」「競合分析」という3つの分析が完了しました。

今度は、それら分析結果を踏まえ、自分だけの「強み」を見つけていく方法をお伝えしていきます。自分だけの「強み」とは、簡単にいうと次の通りです。

  • ライバル(競合)にはできなくて
  • 顧客が求めており(ニーズ)
  • 自分にしかできないこと(独自価値)

 

そう、「強み」とは、いわゆる自分にしか提供できない「価値」のことです。この価値をしっかりと定めておくことで、顧客であるクライアント様に対して適切なアプローチができるでしょう。

 

それでは、ここからフリーランスの独自価値を生み出す方法をお伝えしていきます。

 

この記事でお伝えしたいこと

  • 自分にしかできない強み(フリーランス独自価値)を生み出すことで事業の成功に繋がる

 

では、「フリーランスのセルフブランディング戦略6」スタートです!

 

自分だけの価値を生み出すことによるメリット|成功への軌跡

セルフブランディングによって、フリーランスの独自価値を見つけることができる——。このシリーズで、何度もそうお伝えしてきました。「自分にしか提供できない価値」を見つけ、それをうまくクライアント様に訴えかけることで、様々なメリットを享受できることは確かです。

 

すでに日本では、フリーランスという働き方も珍しいものではなくなってきました。クラウドソーシングサイトを利用すれば、誰でも手軽にフリーとして働くことが可能になったのです。事実、私が働くWEBライター業界では、昨年4万人程度だった同業者(クラウドワークス基準)が、今では10万人を超える人数にまで拡大しています。

つまり、それだけライバルが多いということです。

この10万人の中で、クライアント様が選ぶのはほんの数人。ほかのライターと同じような価値しか提供できなければ、決してその少人数に選ばれることはない、これは誰もがご想像できる簡単な競争原理ですよね。企業の面接と同じように、「アピール下手」というだけで選考落ちになってしまう業界なのです。

 

では、このことを反対に考えてみましょう。

仮に、自分自身の「価値」をしっかりと見極めており、それを上手にクライアント様に伝えられたら——

 

そう、もうお分かりですよね。

セルフブランディングによって「価値の創出」と「価値の主張」の方法を学ぶことで、「顧客から選んでもらえるフリーランス」になるのです。

もう少しくだけた言い方をすれば次のようになります。

  • クライアント様が募集した案件に応募(提案)して採用されやすくなる
  • あなたのプロフィールを見てスカウトメールを送ってくださるクライアント様が増える
  • 自分の強みが相手にもわかりやすいので、得意な分野で仕事させてくれることが多くなる

 

これら3つの要素は、言い換えると「フリーランスの成功に欠かせない3元素」です。すなわち自分だけの強みを見つけることにより、ひいてはフリーランスの成功へと繋がっていくということです。

 

フリーランスの独自価値を生みだす方法|3つの分析結果をフルに生かす

フリーランスの独自価値を見出すには、今まで時間をかけて分析してきた3つの指標を利用します。「自己分析」「顧客分析」「競合分析」の3要素ですね。

その方法は次の3つの手順に分かれて進みます。

  1. 「自己分析」「顧客分析」「競合分析」結果を整理する
  2. オンリーワンの強みを考える
  3. 顧客へのアプローチ開始

 

今回も分かりやすいように、私が実際に行った方法をもとに解説を行っていきます。この記事をご覧くださっているあなたも、今まで分析してきたノートを手元に、そして一緒に独自の価値を見つけていきましょう。

 

価値創出方法(1):「自己分析」「顧客分析」「競合分析」結果を整理する

セルフブランディングで独自の価値を見つけるには、まずこれまでの分析結果を整理してみましょう。「自己分析」「顧客分析」「競合分析」と、それぞれの項目で把握した情報をキレイに並べていきます。

私の場合だと以下のようになります。

 

自己分析の整理

人間タイプ 完璧を求める人
専門性 ・検索結果10位以内の記事を量産できるSEO力
・金融分野のスペシャリスト
・ストーリー性のある独自の構成技術
自分だけの長所 ・勉強家
・努力家
・まじめ

【参考記事 → セルフブランディング自己分析方法

 

顧客分析の整理

(※分析した顧客情報を複合)

顧客ニーズ ・すでにSEO向けの記事は揃いつつある
・既存記事のSEO加工(検索順位の向上)
・ファン作りのできる独自性の高い記事を求める
・内部リンクで回遊性の高い構成作り
・価格よりもコンテンツの質を重視
・経験豊富な編集者の不足

【参考記事 → セルフブランディング顧客分析方法

 

競合分析の整理

ライバルの長所 ・SEOのテクニックレベルが高い
・文章力や表現力のレベルが高い
・FP資格保有や投資歴10年以上などキャリア豊富
ライバルの短所 ・独自性の高いコンテンツでの上位表示
・「起承転結」をあまり理解していない
・読者の「次の行動」に繋がる構成作り
ライバルのPR戦略 【長所】
・SEO実績(歴代順位)の主張
・キャリア経験の主張

【短所】
・ポートフォリオが不足している場合が多々
・専門知識の証明情報が乏しい
・キャッチコピーがない

【参考記事 → セルフブランディング競合分析方法

 

ここまで3つの分析結果の整理が終わりました。

次は、下の「分析サークル」に各情報を当てはめていきます。まずは以下図をご覧ください。

セルフブランディング分析サークル

 

ライバル・顧客・自分をサークルにすると、上記のように「重複する箇所」が出てきます。それぞれの箇所を色分けすると、次のような特徴が見えてきます。

  顧客ニーズ ライバル 自分
赤い箇所 得意 不得意
オレンジ箇所 得意 得意
青い箇所 不得意 得意

 

それぞれの箇所は、どれも顧客ニーズは高いものの、ライバルと自分で得意とするもの、不得意とするものが異なります。

では、それぞれの箇所に先ほど整理した分析結果を入れてみましょう。

セルフブランディング分析サークル・分析結果の抽出

 

すると、上図のように、赤い箇所にはライバルの得意とする分野が登場し、青い箇所には自分が得意とする分野が表れました。オレンジの箇所はライバルと自分、それぞれ得意とする分野なので、「独自の価値が見出しにくい分野」と言えるでしょう。

もう少し見やすいよう次の表にまとめてみました。

  顧客ニーズ ライバル 自分
赤い箇所 ①専門性の高いコンテンツの発信 得意
①FP資格保有や投資歴が長い
不得意
①専門性の高さで競合に劣る
オレンジ箇所 ①既存記事をSEO加工・順位上昇 得意
①SEO上位表示の実績あり
得意
①SEO上位表示の実績あり
青い箇所 ①回遊性の高いコンテンツの構成
②独自性の高いコンテンツ
不得意
①「起承転結」の知識不足
②経験力は高いが構成力不足
得意
①ストーリー性のある構成作り
①SEOとコンテンツマーケティングの融合
②経験力の不足を構成力で補える

 

【関連記事 → WEBライターなら知っておきたいSEO徹底解説

上のようにまとまりました。

すると、ライバルだけが得意とする赤い箇所での競争は避け、できるだけ自分だけが得意とする青い箇所で戦うべきことがわかります。

セルフブランディング分析サークル・どの分野で競争するか

 

オレンジの箇所は専門用語で「レッドオーシャン」と呼び、海の色が大量の血で赤く染まるほど競争が激しいところです。オレンジの箇所では、自分もライバルも得意とすることが同じなので、「価値の同質化」に陥り、のちのちは価格でしか差別化ができません(価格競争)

このオレンジ箇所でのライバルとの競争はできるだけ避けましょう。

 

また、赤い箇所と青い箇所は、専門用語で「ブルーオーシャン」と呼びます。顧客ニーズが高く、自分とライバルそれぞれ独自の強みを持っているため、競争が緩く平穏な青い海ということです。

しかし、赤い箇所は「ライバル有利のブルーオーシャン」なので、ここでの競争は絶対に避けてください。ここではライバルの得意分野が強調され、自分自身は不得意とするところなので勝てるわけがありません。

そこで、ライバルが不得意として、なおかつ自分が得意とする青い箇所(自分有利のブルーオーシャン)で戦うのです。ここでは自分の得意分野だけが強調されるため、クライアント様に対して独自の価値を提供できます

 

価値創出方法(2):オンリーワンの強みを考える

先ほどの分析サークルで、青い箇所に自分の得意とすることを記載しました。それが、「オンリーワンの強み」なので、少しだけ整理して、クライアント様に対して見やすい情報にしておきましょう。

 

私にしか提供できないフリーランスとしての価値

  • (1)SEOで新規顧客獲得を、コンテンツマーケティングで新規客のファン化まで担う記事制作

過去に制作した記事のほとんどは、SEOにより検索結果10位以内を達成。しかし、SEOは新規顧客を獲得する手段に過ぎず、今度はコンテンツマーケティングの施策で新規客を「ファン」に変えていくことが欠かせない。「SEO用コンテンツ50%、SEO+ファン向けコンテンツ30%、完全ファン向けコンテンツ20%」を基本に、クライアント様のメディアに合わせた配分を考え、記事提案を行う。

  • (2)「起承転結」を正しく理解したストーリーテラー

構成が悪ければ、記事は単なる「概要文」にしか過ぎずファン化は望めない。「起承転結」の正しい知識をもとに(参考URL)、「問題→原因→問題解決→読者の未来」へと繋がる、「ストーリー性」のある正確な構成作りを行う。記事単体ではなく、「その記事を読んだ読者が次にどうしたいか」まで捉えた構成を実現。

  • (3)メディア全体で考える回遊性の高い記事提案

直帰率の高さ、滞在時間の短さは効果的にファン作りができていないことを表すだけでなく、コンテンツの質を下げ、SEOにも悪影響を及ぼす。メディア全体のコンテンツアーカイブから、内部リンクを有効活用して、回遊性の高い記事の提案も可能。

 

他にも自分の長所を取り上げることも可能ですが、強みは3つ程度に抑える方がポイントが分かりやすく伝わります

たとえば、私は過去に4,000記事以上の納入実績を持ち、金融分野だけでも3,000記事以上を数えます。しかし、FP(ファイナンシャルプランナー)などの資格もなく(ゆくゆく取得予定)、投資経験も専門家に劣ります。このように知識はあっても経験力が低いため、専門性の高さという分野ではライバルと勝負せず、構成やコンテンツマーケティングという分野に自分の価値を見出しました。

もちろん、3つ思いつかないという場合は1~2個でも問題ありません。強みや独自性は数が少なければ、それだけ相手にピンポイントで伝わるというメリットがあるからです。

 

価値創出方法(3):顧客へのアプローチ開始

自分だけしかできない価値を創出できれば、今度は適切に顧客へアプローチしていく番です。顧客へのアプローチ、すなわちPR方法は、次のように様々なツールを利用して拡散していくことができます。

  • クラウドソーシングサイトのプロフィール文章
  • 仕事に応募する際のPR文章
  • 仕事に応募する際に提出するポートフォリオ
  • クライアント様からスカウトメールが来たときの返信メッセージ
  • 自分のブログ内、LP(ランディングページ)内への掲載
  • SNSでの発信  など

 

このアプローチまで完了して初めて、セルフブランディングで考えた独自価値が生きます。価値を見つけたことだけに満足して、そのままノートの中にしまっておかないよう気をつけましょう。

顧客への適切なアプローチ方法は次ページでお伝えしていきます。

【次ページへ → 自己PRで「強み」を効果的にアピールする方法

 

誰もがフリーランスになれる時代|ライバルと差をつけなければ生き残れない

セルフブランディングの活用はフリーランスばかりでなく、会社に勤めるビジネスマンの方たちにも注目されつつあります。それだけ、ビジネスマンの世界でも競争が激しく、「自分だけの価値」を見つけなければ生き残っていくことが難しいからでしょう。

昨今はよく「人手不足の時代」と言われますが、企業が人手を代替する手段は多様化しており、必ずしもビジネスマンに有利な環境と断言することはできません。たとえば、オフィスの事務作業を自動化する「RPA」市場は年々増加傾向にありますし、外国人労働者も年率10%を超える勢いで増え続け、2017年には127万人を突破しました。

(参考 RPA市場の推移:日本経済新聞電子版、2018/10/25、ITR、国内のRPA市場規模推移および予測を発表

(参考 外国人労働者の推移:内閣府調査資料、2018/2/20、外国人労働力について

 

こうしたデータを見る通り、これからは「安定した」ビジネスマンでさえ、ぼんやりしていては生き残れない時代へと突入しようとしているのです。最強の効率化ツールであるAI・ロボットと、安価な労働力かつ斬新な発想力を持つ外国人労働者、これからのビジネスマンは彼らと厳しい競争を勝ち抜いていかなければなりません。

ましてフリーランスともなると、これまでのように会社が身を守ってくれるわけではないのです。

副業を問わず、日本で働くフリーランス人口は2018年に1,000万人を突破し、国内で働く約6人に1人がフリー活動をしている計算となります。この厳しい競争環境の中で生き残っていくには、やはり「自分だけの価値」を見つけ、それをうまく顧客に伝えていくセルフブランディング戦略が欠かせません

【関連記事 → なぜ日本ではフリーランス人口が増え続けているのか?

 

個人的にはあまり喜ばしくないことですが、もう少し時間が経てば、フリーランスの「勝者」と「敗者」が明確になってくるはずです。

そして、その将来の「勝者」になるためには、セルフブランディングの大切さに気付いた今のうちに戦略を立てておく必要があります。

私だってこの先、フリーランスとして生き残れるか、その保証はありません。しかし、将来の成功を夢見て、今できることを確実に実行することが大切です。この記事をお読みくださっているあなたと共に、成功の地にたどり着けるよう、お互いに頑張っていきましょう。

 

さて、とうとうセルフブランディング戦略シリーズも次回で最後です。ここまで苦労して探してきた「自分だけの強み」を、今度は効果的にクライアント様に伝えていきましょう。

プロフィールページなどにどのように文章として落とし込むか、PRするためのおすすめツールなど、次ページにてお伝えしていきます。

【次ページへ → 自己PRで「強み」を効果的にアピールする方法

 

【フリーランスのセルフブランディング戦略6】まとめ

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

フリーランスのセルフブランディング戦略もとうとう大詰めを迎えました。残るは、今回見つけた独自の強みを、いかにして顧客に伝えていくか、という方法のみです。

もう少しだけ気持ちを引き締めて、セルフブランディングを貫徹していきましょう。

その先には必ず、フリーランスとして成功の地が待っているはずです。

 

ちょっと一息】(*´ο`*)=3

 

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