複業とは?誰でもできる簡単な始め方と6つの便利なツールを紹介!

複業とは?誰でもできる簡単な始め方と6つの便利なツールを紹介!

【著者紹介】

ゆきひろ(yukihiro):WEBライター歴2年半 詳細な自己紹介ページ

クラウドワークスでWEBライターとして登録し、活動1年目に独立。独立して約半年で月収50万円に到達し、今ではサラリーマン時代の3倍を超える収入に。フリーランスの教本やノウハウが確立されていないことに違和感を覚え、ブログを通じて自分自身で「WEBライター向け教科書」を作ることを決意。現在は教育分野に進出し、始めたてのライターやフリーランス向けの講師活動も務める。

 

会社員など本業の給料を得ながら、スキマ時間を活用して別の仕事に従事する——。これが皆さんもご存知の「副業」という働き方ですよね。

一方で、最近になって副業とよく似た考え方でありながら、まったく別の働き方である「複業(ふくぎょう)」が盛り上がりつつあります。すでに「複業のトリセツ」や「複業の教科書」といった書籍も登場し、今までの働き方とはガラッと変わるワークスタイルに注目が集まっているのです。

国内企業の成長力の停滞や、長寿化と少子高齢化の進展によって不安視される社会保険の将来性など、先行きの見通せない昨今。もしかしたら、複業という新しい可能性が誕生したことにより、将来的な不安が少し解消されるのかもしれません。

今回は、複業に関する詳しい説明や始め方を紹介していきます。現在一つの仕事に邁進している方、すでに副業を活用している方、どちらの方にとっても、新しい働き方を知ることで仕事の不安や不満を解消する糸口になるはずです。

 

【この記事でお伝えしたいこと】

  • 複数の仕事を並行的にこなす「複業」が理解でき、6つのツールを駆使して簡単に始められる

 

初回記事公開日:2019年7月20日
最終更新日:2019年7月20日

 

複業とは?副業や兼業とは少し違う、新しい働き方

複業とは、簡単にいえば「複数の仕事に従事する」という働き方のことです。仕事の数は3つ、4つにも及び、別名パラレルワーク(パラレル=並列的)とも呼ばれます。

今までであれば、複数の仕事に就くことを「副業」といいましたが、この「複業」も基本的な考え方は同じです。仕事を複数持つことで視野が広がり、幅広い分野の知識やスキルを習得できる点が大きな魅力といえるでしょう。

一方で、複業と副業を見比べてみると、その内容はそれぞれ少しだけ異なる点があります。ここでは複業の特徴をお伝えしつつ、副業との違いについても触れていきます。

 

複業の目的は「自分自身の成長」にこそある

複業と副業について、人によってはどちらも同じと捉えられることもあります。リクルートワークス研究所の主任研究員である萩原牧子氏と戸田淳仁氏が発表した論文「「複業」の実態と企業が認めるようになった背景」でも、複業を副業も含めた広い概念として扱っています。

ただし、今までの副業といえば、どちらかといえば「お金」を目的としたものが少なくありませんでした

たとえば、本業の収入だけではどうしても生活が苦しいため、やむを得ず別の仕事で補填する場合や、趣味や遊びなどに必要な資金を確保するために副業として働くケースです。

 

一方、複業を行う人、いわゆる複業家は少なくとも2~3つ以上の仕事を掛け持ちし、多いときには4~5つもの仕事を同時にこなす場合もあります。その目的としては、もちろんお金を稼ぐことも一つの要素としてありますが、同時に「やりがい」や「自分自身の成長」のために仕事を兼務する人が多いのです。

先ほどお伝えした通り、それぞれまったく別のテーマやジャンルの仕事を複数持つことで、自分自身の知見や経験は否が応でも高まっていきます。その結果、自ら満足する働き方を見つけられたり、より充実したライフスタイルへとつながっているといえるでしょう。

後ほど複業家の事例を紹介していきますが、彼ら・彼女らはいずれも自分自身が望む仕事に従事していることが分かります。お金を目的に働く副業では、好ましくない仕事や望んでもいない職種に就くことも珍しくありません。一方で、お金を稼ぐことを二の次にしている複業は、本当に自分のやりたいことをとことん究明している姿勢が特徴的です。

 

複業家の数は290万人以上で増加傾向にある

上記で説明した通り、このブログでは複業と副業を明確に分けて解説を行っています。昨今は働き方が多用化し、インターネットなどを活用してより自由に仕事する環境が整いつつあります。つまり、これからはお金のために嫌々ながら仕事をする副業ではなく、自分の好きな環境と仕事を見つけて働く複業が主流になっていくことでしょう。

このような複業と副業を分けて考える捉え方は珍しいことではありません。クラウドソーシングサービスを提供しているランサーズも、両者を別の働き方として捉えています。

ランサーズが2015年から実施している「フリーランス実態調査」の2018年版には、「フリーランスの種類」という項目で副業系すきまワーカーと、複業系パラレルワーカーの就業者数割合が公開されています。

 

フリーランスの働き方と平均年収

(出典:ランサーズ、進化するフリーランスの未来ーフリーランス実態調査2018ー

 

上画像のように、ランサーズはフリーランスの種類として4つのタイプを定義しています。

 

【フリーランスの4つのタイプ(ランサーズ定義)】

  • 副業系すきまワーカー:常時雇用の仕事のほかに副業としてフリーランスとして働く
  • 複業系パラレルワーカー:雇用形態に関係なく2社以上の企業と契約ベースで仕事をこなす
  • 自由業系フリーワーカー:特定の勤務先はないが独立したプロフェッショナル
  • 自営業系独立オーナー:個人事業主、もしくは法人経営者で1人で仕事を行う

 

ランサーズの調査によると、副業系すきまワーカーの数は454万人、複業系パラレルワーカーは290万人です。副業系が全体の41%を占めトップの位置を占めていますが、前年の458万人から数は減っています。代わりに増えているのが複業系フリーランスで、前年よりも14万人も増加しているのです。

もしかしたら少し先の未来には、複業系が副業系を逆転することも考えられます。

 

様々な分野で活躍する複業家の事例

複業家として活躍する人はすでに多く、有名な雑誌やメディアでも取り上げられています。ここでは特に有名な3人の複業家を紹介し、その働き方を覗いてみましょう。これから複業家として第一歩を踏み出したいという方にも参考になるはずです。

 

柴田奈々子氏(広報業務兼ダンサー)

柴田奈々子

(出典:PRTIMES、2019/5/20、第一回は“踊る広報”柴田菜々子さん ”新たな働き方”を切り拓くクリエイターのインタビューシリーズ 「Create Your Work Style ~働くを創造する~」がスタート!

 

株式会社ビースタイルで広報担当の社員として働いている柴田奈々子氏は、コンテンポラリーダンスのセミプロとしても活動しています。ビースタイルで働くのは週に3日のみで、1週間の残りはダンス活動を中心に幅広く活躍中です。

また、個人で一般社団法人D-labを運営するなど、パラレルワーカーの最先端を駆け抜けています。

柴田氏によると、「ダンス公演で行う企画やプロモーションは、同時に広報の仕事にも生かされる。それぞれの場で感じたことを、相互の仕事に置き換えて生かすことが大切」と語っているなど、複数の仕事で相乗効果を発揮させることが複業を行う秘訣のようです。

 

【柴田奈々子氏の1週間】

  • 週3日:株式会社ビースタイルで広報を担当
  • 週4日:セミプロダンサーとして活動
  • その他:個人活動として一般社団法人D-labを運営

 

大木亜希子氏(女優兼フリーライター)

大木亜希子

(出典:東洋経済オンライン、2019/5/16、「元SDN48」の彼女が失意の先に見つけた居場所

 

元SDN48のメンバーとして活動していた大木亜希子氏は、グループ解散後に会社員生活を送っていました。今では、その会社員を辞め、女優業を営む傍らフリーライターとしても活動中です。さらにスナックのチーママとしても働くなど、幅広い分野で活躍しています。

2012年に活動を停止したSDN48ですが、そんな逆境を跳ね返すように懸命にセカンドキャリアを見つけようとした大木氏。得意の文章力を生かして「アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア」を出版し、彼女だけの第二の人生を構築しようとしています。

 

中村龍太氏(経営企画職兼農業)

中村龍太

(出典:サイボウズ式、2014/12/24、1人1つの職業って誰が決めた? IT一筋27年、次に選んだ「会社に縛られない2+1複業」とは

 

サイボウズ株式会社の社長室に所属する中村龍太氏は、同時にNKアグリ株式会社にも勤務し、主に農業にまつわる仕事にも従事しています。また、自ら代表を務めるチームワークコンサル会社コラボワークにも顔を出し、1週間で3社を忙しく駆け巡る複業家です。

当然仕事量も膨大なものになるため、一人ですべてを抱え込まず、任せることは他者に任せることを信条としています。仕事に関して家族や会社の人にオープンに相談するのも中村氏の特徴で、周りの人の理解を得て複業を行っていることもパラレルワークを成功させる一つのコツといえるでしょう。

 

【中村龍太氏の1週間】

  • 週4日:火曜日~金曜日にサイボウズで勤務
  • 週3日:土曜日~月曜日はNKアグリやコラボワークの仕事に従事

 

成功する複業家の条件

ここまで複業家として活躍する人を3人紹介してきました。どの方にも共通する点として挙げられるのは、実際に複業家として活躍し、その実績がメディアで取り上げられているということです。

一見すると複数の仕事間には関連性がないようにも思えます。しかし、一つの仕事で得た知見やノウハウを別の仕事でも生かしている点は、これから複業を始める方にとって非常に参考になるはずです。

ここまで3人の複業家の方々を見てきて、ある特徴が存在していることに気付かされました。

 

【活躍している複業家の特徴】

  • タイプやジャンルの違う複数の仕事を行っている
  • それぞれの仕事がすべて本業という扱い

 

特に2番目の「それぞれの仕事がすべて本業という扱い」という点は、複業独自の大きなポイントといえるでしょう。仮にこれが副業だとしたら、「メインで働く仕事=本業」と「副収入を得る手段=副業」とに分けられることが普通です。

一方で、3~4つもの仕事を兼務する複業では、どの仕事もメインとして捉え、それぞれ本気で取り組むということに特徴があります。抱えている仕事がすべて本業ということは、言い換えると「すべて自分のしたい仕事」ということです。

確かに仕事をすることはお金と密接にかかわるため、収入や効率性を第一条件にしがちです。しかし、複業として仕事を選ぶ際には、まず自分にとって本当にやりたい仕事なのかということを主目的にすることが大切となります。

 

複業の始め方・おすすめのツール6選

複業をスタートする場合、じっと待っているだけでは新しい仕事のチャンスは訪れません。先ほど紹介した3人の複業家たちも、それぞれ自分自身で働きたい仕事を見つけ、各分野に全力をもって取り組んでいることが大きなポイントでした。

ただし、いきなり新しい仕事を見つけるといっても、それほど簡単なことではないでしょう。

そこで、ここでは複業を始めるために最適なツールを6つ紹介していきます。

 

【複業におすすめのツール】

  1. クラウドソーシング(クラウドワーキング)
  2. スキルのフリーマーケット
  3. ブログ・Youtube(情報発信)
  4. 金融商品への投資(株・FX・仮想通貨など)
  5. フリマ・ネットオークション
  6. 会社員・サラリーマン

 

1.クラウドソーシング(クラウドワーキング)

クラウドソーシングとは、ネットサービスを利用して企業が外注先を探したり、仕事を委託する方法です。たとえば、クラウドワークスやランサーズは、仕事を外注したい企業と、その仕事を引き受けたいフリーランス向けのマッチングサービスを提供しています。

そして、フリーランスとしてクラウドソーシングサービスで受注を行うことをクラウドワーキングといいます。

先ほどお伝えしたランサーズの「フリーランス実態調査」では、2018年の国内フリーランス人口が1,000万人を突破したことを公表しました。今後はますますフリーランスとして活動する人が増えることが予想できます。

【関連記事 → なぜフリーランス人口が増え続けているのか?

 

2.スキルのフリーマーケット

スキルのフリーマーケットとは、自分の得意分野をオンライン上で売り買いできるサービスのことです。たとえば、絵を描くことが得意な方であれば、イラスト作成という仕事を市場に売りに出すことができます。

平均単価は500~3,000円程度となっているため、気負わずに誰でも始められる点が魅力です。大手だと「ココナラ」というサービスサイトが有名です。

 

3.ブログ・Youtube(情報発信)

インターネットを駆使することで、誰でも広く世の中に情報発信ができるようになりました。ブログやSNSを活用して文章で発信を行う方法もあれば、Youtubeなどで動画をアップすることも可能です。

しっかりと収入になるよう、ブログや動画ページに広告を掲載する、いわゆるアフィリエイトを行うことが基本となります。広告を利用した収益化は、一定数のPVやチャンネル登録者が必要となるため時間を要しますが、一度発信した情報は継続的に利益を生み出すというリターンの高さが魅力です。

 

4.金融商品への投資(株・FX・仮想通貨など)

一昔前から副業として人気の高い株式投資やFXも立派な複業になりえます。収益化しようと思えば、企業の情報や市場動向などを見極めなければならず、ビジネスマンを兼業する方にとって相乗効果も期待できるでしょう。

ただし、投資した金額が元本割れするリスクもあるため、資金に余裕のないときはオススメできません。

 

5.フリマ・ネットオークション

フリマやネットオークションで商品を売買するのも複業の一つです。ヤフオクやメルカリ、BASE、さらにハンドメイドマーケットのminneも活用できます。

小さなネットショップのような感覚で運営でき、なおかつ初期投資額も少なくて済みます。始めるだけであれば専門知識も要らず敷居が低いため、初めて複業をスタートする方にオススメです。ハンドメイドなど、ものづくりが好きな方に是非。

 

6.会社員・サラリーマン

複数の仕事を行ううえで同時に会社員も兼務しているとしたら、それも立派な複業となります。先ほどの複業家の中でも、企業で従業員として働きつつ、それ以外の時間で別の仕事をする働き方が目立っていました。

ただし、複業として会社員に従事する場合、中途半端な気持ちで働いていては意味がありません。会社員で学んだことを他の仕事でも生かす、というくらいの気構えがなければ、せっかく複数の仕事を兼務していても時間をムダにするだけです。

その意味では、複業の仕事選びをする段階で、現在勤めている会社のやりがいや楽しさを見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

 

まとめ

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

副業から複業へ——。

こうした考え方が台頭してきた背景には、インターネットなどを駆使した新しい働き方がたくさん登場してきたことがあります。事実、今回紹介したクラウドソーシングだけを取ってみても、働ける職種は100種類以上にものぼり、それだけ自分の得意なことを生かせる環境が整っているといえるでしょう。

自分の好きな仕事、得意なことを見つけるのは決して簡単ではありません。しかし、せっかく好きなことを仕事にできるチャンスが増えてきたのですから、それを生かさないのは少しもったいないような気がします。

まずは空いた時間を活用するだけでも大丈夫ですので、少しずつ新しい働き方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ちょっと一息】(*´ο`*)=3

 

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