【8日】権力や名利に染まらない|朝起きたときに元気がもらえる菜根譚

【8日】権力や名利に染まらない|朝起きたときに元気がもらえる菜根譚

 菜根譚 

【8日】

権力や名利に染まらない

 

権勢や名利に近づかない者を潔白とする。

しかし近づきながらもそれに染まらない者は、

さらに潔白な者である。


権力とは他人を意のままにコントロールする力を持つことです。

また、名利とは世間的な名声と利得を意味します。

どちらもあまり良いイメージは湧きませんが、私たちの回りにも権力や名利は暗黙的に存在しています。

身近な例でいうと、あなたの会社の中では社長や上司などが権力と名利を持っていますよね。

彼らは会社の中にある重要な資源(ヒト・モノ・カネ)をコントロールする権力を持っています。

そしてコントロールできない側である一般的な従業員は、彼らと資源を共有し、利益(給料)を得るために権力者に依存していると言えるでしょう。

このように私たちは誰でも権力者と依存者という関係で繋がっており、コントロールできない側にも一時的に権力や名利が共有されることから、必ずしも権力や名利がコントロール側だけに存在しているわけではありません。

つまり、人間生活を営むうえで権力や名利にまったく染まらない生き方は不可能と言えます。

菜根譚で伝えたいことも、権力や名利に服従するなと説いているわけではないでしょう。

ここで最も大切な点は、たとえ権力や名利を持つ人に近づいたときであっても、自分自身に権力や名利が備わったときであっても、他人をコントロールするのではなく、まずは己の心をコントロールしなければいけないということです。

権力を持って部下に命令したり、無茶な要求を突きつけるのは簡単で、しかも楽でもあります。

しかし、より難しい「自分をコントロールすること」を忘れてしまった権力者は、やがて名声は衰え、利得を失い、自ら権力を手放す状況に陥ってしまうでしょう。

 

 菜根譚(さいこんたん)とは? 

菜根譚は1573~1620年に、洪自誠(こうじせい)によって編さんされた、現代の私たちにも通じる人生訓です。洪自誠は中国、明時代の著作家として活動し、約50年間の短い人生の中で、儒教・仏教・道教を組み合わせた菜根譚を随筆しました。

菜根譚は前集で人の交わりを、後集で自然や余暇の楽しみなどを説いています。「失敗や逆境というものは順調にいっているときにこそ芽生える。反対に、成功や勝利こそ逆境から生まれる」など、人生の指南的な明言も数々収録されています。

 


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