【クラウドワークス実録記51】クライアント様と直接契約するメリット・注意点

【クラウドワークス実録記51】クライアント様と直接契約するメリット・注意点

【クラウドワークス実録記51】クライアント様と直接契約するメリット・注意点

 

初回記事公開日:2018年11月1日
最終更新日  :2018年11月1日

 

こんにちは、こんばんは!

クラウドワークス(Crowd Works)でライターとして活動しております、ゆきひろです。

 

クラウドワークスやランサーズなどでフリーランスとして活動していると、時に直接契約を打診されることがあります。経験のある方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は直接契約を結ぶメリットやデメリット、注意ポイントについて詳しく解説していきます。

クラウドワークスやランサーズにとって直接契約は許されているのでしょうか?

また、クラウドソーシングサイトより直接契約の方がメリットは多いのか?

今回はじっくりと考察も踏まえてお伝えしていきましょう!

 

この記事を読むことで、あなたのこんな疑問を解決!

  1. クライアント様と直接契約するメリット・デメリットは?
  2. クラウドソーシングサイトから直接取引を行っても良い?
  3. クラウドワーキングと直接契約、結局どちらが良い?

 

では、「クラウドワークス実録記51」スタートです!

 

フリーランスはクライアント様と直接契約を結ぶことも

フリーランスとしてクラウドワークスやランサーズなどで働いていると、時々クライアント様から「直接契約を結びませんか」とお声がかかることがあります。直接契約とは、クラウドソーシングサイトを仲介せずに、クライアント様と1対1で契約を結ぶことです。直接取引とも呼ばれます。

もしクライアント様から直接雇用のお声がけがあったとき、受けてよいものか、それとも断るべきか?

答えは法律的にはかなりグレーゾーンだということです。

実は、クラウドワークスでは取引先との直接取引を禁止しています。

クラウドワークス利用規約

第5条 本サービスの内容

14. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。

(参考:クラウドワークス利用規約

 

ちなみにクラウドワークスで業務委託契約を結んだ後、チャットワーク(chatwork)やスカイプなどで連絡のやり取りを行うことは禁止していません。そのため、上記引用部分を簡単にいえば、「直接連絡取り合っても良いけど、直接取引はするなよ」ということです。ランサーズも同じような考え方ですね。

クラウドワークスは基本的に、受注者が納品で受け取った報酬の手数料で利益を出しているため、直接契約によって仕事が外部に流れてしまうのは避けたい、と考えて当たり前です。

つまり、クライアント様から直接契約を持ちかけられても基本的には断りましょう、ということになります。

ただ、クラウドワークスも「但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません」のケースを具体的に説明していないことから、絶対的にクラウドソーシングサイトが正しいとは言い切れない事情もあるでしょう。

直接契約の依頼はできるだけクラウドソーシングサイトを通してやり取りすることを提案するのが無難ですね。ただ、それに応じてくれず契約が反故になりそうな場合は、一度クラウドソーシングサイトに相談してみてはいかがでしょうか。

 

クラウドワーキングと直接契約どちらが良い?

クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングサイトを通じて契約を結ぶことを「クラウドワーキング」といいます。

業務委託契約画面

 

クラウドワークスでは上の画像のように、クライアント様とメッセージを送り合ったり、作業の進捗を確認するページがありますよね。この画面は契約書を兼ねており、クラウドワークスでは業務委託契約画面となります。

もし、上のような画面で「契約」というボタンを押していれば、それは業務委託契約を結んだということです。つまり、クラウドワークス内でクラウドワーキングを行ったことになります。

 

では、クラウドワーキングと直接契約ではどちらの方が良いのでしょうか?

それはあなたの働き方次第です。クラウドワーキングにも直接契約にもメリットやデメリットがあり、どちらも一長一短。そのため、「自分にとってどちらのメリットが上回るか」をしっかりと考えて選びましょう。

直接契約のメリット・デメリットは後ほど紹介するとして、先にクラウドワーキングの長短を考えます。以下をご覧ください。

クラウドワーキングのメリット

クラウドワーキング、すなわちクラウドワークスやランサーズなどを利用するメリットは以下の通りです。

  • 納品後すぐに報酬を支払ってもらうことが多い(即現金化しやすい)
  • 仮払いシステムがあるので取引先に失踪されにくい
  • クライアント様の案件ごとに仕事管理がしやすい
  • 締切前にお知らせメールが届く
  • 取引先とトラブルの際にサポートしてくれることも

 

クラウドワーキングで働くメリットはけっこう多いです。無理をして直接契約を取りにいかずとも、クラウドワークスやランサーズも多くの利点があるので、バランス良く使い分けると良いでしょう。

クラウドワークスやランサーズは、基本的に受発注者間で生じたトラブルは本人同士で解決することを基本としていますが、しっかりと事情を説明すればサポートしてくれることもあります。私も、過去に何度か取引先が契約途中で失踪したときに助けてもらいました。ただ、あまり過度な期待は禁物です。

報酬をすぐに受け取れるのも良いですね。

クラウドワークスでは、契約を行って仮払いを行い、納品が終了すれば自分の口座(クラウドワークス口座)にお金が振り込まれます。クラウドワークスには「クイック出金制度」があるので、すぐに現金化することも可能です(取引先によっては後払いの場合もあります)。

 

クラウドワーキングのデメリット

クラウドワーキングのデメリットは以下の通りです。長所と短所をしっかりと見極めて選ぶようにしてください。

  • 仕事の仲介手数料が必要
  • 出金の際に手数料が必要
  • グループで情報の共有がしにくい
  • 悪い履歴はずっと残る

 

クラウドワークスやランサーズの仕事仲介手数料は20%です(高い!)。

たとえば、ライティング業務で1記事3,000円のお仕事を受けたとしましょう。そこに8%の消費税が生じるので、クライアント様から頂く報酬は3,240円になります。この税込後の報酬に仲介手数料が発生するので、(3,240円×20%=)628円が手数料です。つまり、最終的に受け取る金額は(3240円-628円=)2,612円となります。

また、クラウドワークス口座に貯まったお金を引き出す(出金)にも手数料がかかります。

15日/月末締めの当月末/翌月15日払いの「通常出金」は楽天銀行宛が100円、他行宛が500円の手数料が発生。いつでもお金がおろせる「クイック出金」は上記の手数料に加えて、さらに出金額の3.5%が手数料として引かれます。クイック出金は便利なんですが、どうしても手数料が高い……。

また、クラウドワーキングのサイトは基本的にメッセージのやり取りがメインで、チャットなどはありません。そのため、グループの情報共有には向かないと言えます。たとえば、複数のライターと契約するクライアント様だと、ライターと編集者のグループを立ち上げて、情報の共有や納期確認、添削、アップ予定などを報告し合います。

クラウドワーキングサイトのメッセージツールだと、どうしても1対1のやり取りが主なので、多くのクライアント様はチャットワーク(chatwork)など外部ソフトを利用しているのです。

 

ここまでがクラウドワーキングを利用するメリット・デメリットでした。では、次の項目から直接契約を結んだときのメリット・デメリットを紹介していきましょう。

 

取引先と直接契約を結ぶメリット

クラウドソーシングサイトの多くは直接取引を禁止していますが、取引先から新しい取引先を紹介してくれた場合にはその限りではないはずです。クラウドソーシングサイトが直接取引を禁止できる立場にあるのは、クライアント様との出会いを提供(仲介)しているからですよね。

しかし、多くのクライアント様とお仕事をしていると、時には「新しい取引先を紹介するよ」と言ってくださることもあります。この新しい取引先と自分との間には、もうクラウドソーシングサイトは関係ないので、利用規約を気にすることなく直接取引を結べるでしょう(少しグレーな部分は残りますが)。

 

では、取引先と直接契約を結んだとき、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは以下の2点がメリットとして挙げられます。

  • クラウドワーキングの手数料が要らない
  • ……う~ん。。。。

 

クラウドソーシングサイトを介さず、直接取引を結ぶメリットは実はあんまり多くないんですよね。それだけクラウドワークスやランサーズなどのシステムが優れているからで、確かに契約時の20%の手数料や出金手数料はネックポイントですが、私はそれを支払うぐらいの価値はあると思っています。

クラウドソーシングでは、ほとんど営業なしで仕事を紹介してくれますし、仮払いシステムがあるおかげで信頼が醸成されていない仲でも安心して仕事を行えるのです。

クラウドワークスのクイック出金システムは直接契約では、事実上不可能な仕組みで、すぐに現金化するならクラウドワークス以外の選択肢はありません。

また、クラウドソーシングサイトは絶対的に外部ツールを禁止しているわけではなく、一部ではチャットワークやスカイプ、Googleドライブなども認めています。

特別クラウドソーシングのシステムを褒めちぎろうとも思いませんが、客観的に見て優れた仕組みだと思います。反対に直接契約は注意すべき点や手間がかかることも多いため、むしろ継続してクラウドソーシングで仕事できる方が利点は多いのかもしれませんね。

 

直契約で注意したいポイント・デメリットについて

クライアント様と直接契約を結ぶ際は、以下の5つの点に注意しましょう。直接契約は響きだけ聞くと、フリーランスとして少し一人前になったような気がしますが、以下の点を十分に意識して冷静に判断してください。

  • 確実に報酬を受け取れる保障はない
  • 業務委託契約はすべて自己責任で行う
  • 業務管理や手続きに手間がかかる
  • 報酬の支払いサイクルが遅い(現金化しにくい)
  • 評価や実績が残らない

 

確実に報酬を受け取れる保障はない

直接契約にはクラウドワーキングのように仮払い制度がありません。そのため、クラウドワークスなどで出会った直後に、「直接契約を結びませんか」というお誘いは危険です。なぜなら、そのクライアント様とは一度も仕事をしていないので、相手の信頼性を見極める情報がいっさい無いからです。

特に、直接契約の場合は、月末〆の翌月15日払いなど、支払いサイクルが長くなる場合があるので、意気込んで1か月で30記事を納品したのに、その後一切連絡がつかないことになれば目も当てられません。クラウドソーシングサイトでも、こうした詐欺案件、契約途中で失踪してしまう方がたまにいますが、先に仮払いを行ってくれていれば報酬を受け取れる可能性が高まります。

もし始めてお仕事する人と直接契約を結ぶ場合は、報酬額の30~50%程度を前払いしてもらう制度を提案してみてはいかがでしょうか。お互い信頼のない状態からスタートなので、後で支払いで揉めないような仕組みが必要でしょう。

 

業務委託契約はすべて自己責任で行う

取引先と直接契約を結ぶときは、独自で業務委託契約を結びます(場合によっては秘密保持契約も)。契約書は取引先が用意するか、時には受注者側で用意することもあるでしょう。

直で契約を結ぶため、もちろん何かトラブルが起こったときも互いで話し合って解決しなければなりません。クラウドソーシングサイトではこうしたトラブルも最低限のサポートをしてくれましたが、直接契約では期待できないのです。

 

業務管理や手続きに手間がかかる

クラウドソーシングサイトでは簡単に結べた業務委託契約も、直接契約になるとしっかりと書面に起こす必要があります。また、「今月は○○記事納品しましたよ」という納品書や請求書なども作成しなければなりません。

今までのようにクラウドソーシングサイトの画面に契約情報が一覧で表示されることもなく、タスク管理表や支払い管理表なども要るでしょう。

こうした意外な手間に、「時間」というコストがかかります。クラウドソーシングサイトの20%の手数料は単なるお金だけでなく、こうした時間のコスト分も補ってくれていることを忘れてはいけません。

 

報酬の支払いサイクルが遅い

直接契約は企業と業務委託契約を交わすことが多く、支払いサイクルも緩慢なことが多いです。月末締めの翌月10日支払いなら早いほうで、条件が悪ければ翌々月に持ち越される場合もあります。

 

評価や実績が残らない

直接契約では評価や実績が残らない、これが最も大きなデメリットではないでしょうか。クラウドソーシングサイトでは、クライアント様からの評価や受注数、取引数など納品した実績がすべて記録として残りました。また、プロフィールページを一目見ただけで、フリーランサーの資質が分かりやすいですよね。

こうした評価や実績が積み重なれば、今後のお仕事の受注率アップ、報酬額アップにも繋がります。

こうしたクラウドソーシングサイトの評価・実績履歴は、高い手数料を支払ってでも価値があるものと思っています。クラウドソーシングサイトは単なる仲介サイトではなく、フリーランスのポートフォリオとしての役割も担っているのです。

 

【クラウドワークス実録記51】まとめ

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

もしクライアント様から直接契約を持ちかけられた場合、できるだけクラウドソーシングサイトで契約することを提案すべきだと思います。それは利用規約の面でもそうですが、直接契約するよりもクラウドソーシングサイトを使う方がメリットが多いからでもあります。

ただ、クラウドワークスやランサーズはどうしても手数料が高いこともあり、コストが気になるという方もいらっしゃるでしょう。その場合は、一度お使いのクラウドソーシングサイトに相談してみることをオススメします。

 


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それでは、また次回お会いしましょう!