【クラウドワークス実録記26】フリーランスなら知っておきたい「秘密保持契約」「業務委託契約」

【クラウドワークス実録記26】フリーランスなら知っておきたい「秘密保持契約」「業務委託契約」

【クラウドワークス実録記26】フリーランスなら知っておきたい「秘密保持契約」「業務委託契約」

 

初回記事公開日:2018年8月11日
最終更新日  :2018年8月11日

 

こんにちは、こんばんは!

クラウドワークス(Crowd Works)でライターとして活動しております、ゆきひろです。

 

突然ですがあなたは「秘密保持契約」や「業務委託契約」という言葉はご存知ですか?

WEBライターやデザイナー、イラストレーター、プログラマーなどフリーでお仕事する人なら絶対に知っておきたい言葉です。もちろん、クラウドワークスやランサーズに限った話ではありませんよ。

今回は、そんな「秘密保持契約」、「業務委託契約」について詳しく説明していきます!

え? ゆきひろは秘密保持契約について知ってたのかって?

もちろん、知りませんでした!

 

この記事を読むことで、あなたのこんな疑問を解決!

  1. 秘密保持契約って何? 業務委託契約とは?
  2. 契約しないとどうなるの?
  3. NDAオプションは最初に設定しておいたほうがいい?

 

では、「クラウドワークス実録記26」スタートです!

 

クラウドワークスのNDAオプションには最初に登録しておこう!

クラウドワークスにはNDAオプションを設定することができます。

NDAとは秘密保持契約のことを指しています(秘密保持契約については以下で解説します)。

最初に言っておきますとNDAは登録した時点で設定(締結)しておくことをオススメします。ここではクライアント様と秘密保持契約を結ぶのではなく、クラウドワークスとクラウドワーカー個人と1対1で契約を交わすことを言います。

なぜNDAをオススメするのか?

それは、クラウドワークスの中にはNDA設定をしていないと申し込めない案件があるからです。

特に大手企業や大手メディアの方は募集条件として「NDA設定済」にしている場合も多いため、もしあなたが規模の大きいクライアント様とお付き合いしたいなら、クラウドワークスに登録した時点で先にNDA設定を済ましておきましょう!

設定の仕方は、まずクラウドワークスにログイン後、右上の設定ボタンから「プロフィール編集」を選んでください。

すると、以下のような画面が表示されます。

NDA締結画面

ここで「NDA(秘密保持契約)」を選びます。

秘密保持契約書(対クラウドワークス)

今度は上のように難しい言葉が並んだ画面が表示されました。この画面の下までいくと氏名と住所を記載する項目があるので、そちらに入力するとNDAが締結されます。締結後には画面上に「NDA提携済みです」と表記されます。

これでクラウドワークスとの秘密保持契約は完了し、これからはNDA設定必須のクライアント様との取引もできるようになりました。

ただし、NDAを締結するには先に本人確認(本人認証)を行っておかなければなりません。

本人確認の方法は次回記事にて紹介していきます!

 

「秘密保持契約」「業務委託契約」とは?

秘密保持契約とは?

秘密保持契約とは取引先に対し、企業の機密情報を漏えいしないよう罰則を定めた契約のことです。

企業対企業でも、企業対個人でも取引をする時には、どうしても秘密にしている情報まで開示しないと仕事にならないというケースがあります。そんな時は秘密保持契約を結んで、「もし情報が漏れた場合は損害賠償を請求するよ」という約束を交わしておくのですね。

フリーランスで活動したばかりの人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、企業同士で取引をする際には秘密保持契約を結ぶことは基本です。

クラウドワークスでフリーランスとして活動していても、時々クライアント様から「秘密保持契約締結をお願いします」と頼まれることがあります。土壇場で慌てないためにも今のうちにしっかりと覚えておきましょう。

ここで1つ簡単な例を出しましょう。WEBライターにとっても秘密保持契約はけっこう大切なんです。

 

ある日、ゆきひろはクライアント様から1本の企画構成案を頂きました。それを3日後に執筆して提出する段取りです。

しかし、ゆきひろは舞い上がってしまいました。初めての受注がもう嬉しくて、嬉しくて!

すると何を血迷ったか、はしゃぎ過ぎたゆきひろはその企画構成をTwitterで自慢してしまうんですね。もちろん執筆する前の状態です。これを見た他のメディア運営者は、「お、その企画いいね」と自社メディアの記事としてアップしてしまいました。

後日そのツイートを見たクライアント様は激怒します。

「一昨日はこんな情報ネットになかったのに、今日見たら私の企画がもう表に出てる!」

 

上記は極端な例ですが、ゆきひろが100%悪いですね。既にアップされた情報を取り返すのは難しく、これは損害賠償を請求されても致し方ないかもしれません。

基本的に秘密保持契約はクライアント様の方からご相談が来ます。

秘密保持契約へのリンク

秘密保持契約を結ぶのはクライアント様とのメッセージ画面の中です。画面中央に「秘密保持契約を締結する」というボタンがあります。

すると秘密保持契約書の画面に飛びます。

秘密保持契約書

難しい言葉がずらーと並んでいますが、しっかりと細部まで目を通しておくことをオススメします。

秘密保持契約書 氏名と住所

一番下までいくと住所と氏名を入力する欄があります。クライアント様と互いに契約を交わすと「甲」「乙」欄に氏名と住所が記載されて秘密保持契約の証明となるのです。

 

 

業務委託契約とは?

業務委託契約は企業に雇われるという立場ではなく、対等な関係で結ぶ業務契約のことです。契約の内容は細かく分かれ、「いつ、どこで、何時に、どんな作業を、いつまでに、どのように行うのか」が記載された業務委託契約書にサインします。

少しややこしいのですが、クラウドワークスの業務委託契約書はメッセージやり取り画面と混同ページになっています。

業務委託契約画面

クラウドワークスのクライアント様の案件に応募すると「メッセージ」ページに送信済みメールが表示されますよね。それを開くと上のように、上部に業務フロー、下部にメッセージ送受信画面がある画面が表示されます。

実はこれこそクラウドワークスの業務委託契約書なんです。分かりにくいですよね(笑)。

プロジェクト形式で受注した場合のみ、こうしたメッセージ画面が作成されます。そのため、タスク形式やコンペ形式には業務委託契約がなく、代わりにクライアント様が作品を受領した段階で譲渡契約が成立します(作品を相手に譲渡したということ)。

クラウドワークスの公式サイトには以下のような説明が載っています。

(以下引用)

プロジェクト形式のお仕事では、メンバー(受注者)とクライアント(発注者)との間で契約条件の同意を取り、サイト上で契約を行うと、その時点でメンバー(受注者)との間で業務委託契約が締結されます。
契約書面の発行などは行いません。
契約画面が書面の代わりとなります。

クラウドワークス上での契約とは別に、当事者間で書面での契約を締結いただくことは特段問題ございません。メンバー(受注者)様とご調整の上、お手続きを進めていただければと思います。

 

○コンペ・タスク方式の場合
クライアントによる特定の仕事依頼に対しワーカーが納品した成果物をクライアントが採用確定した時点で、クライアントとワーカー間に譲渡契約が成立します。

○プロジェクト・時間制方式の場合
クライアントがワーカーからの参加申請を承認した時点で、クライアントとワーカー間に業務委託契約が成立します。

(参考:クラウドワークス【よくある質問】メンバーと個別に契約書を締結したい

つまり、プロジェクトの場合であれば、普通にお仕事に応募してその流れのまま契約に進めばそれが「業務委託契約書」になるということ。タスクやコンペでも納品すれば、その時点で譲渡契約になるので、特別気にする必要はありません。

 

契約を結ばないとどうなるの?

業務委託契約の場合

クラウドワークスの業務委託契約はクライアント様契約と結ばない限りお仕事ができません。

クラウドワークスでは、クライアント様のお仕事募集画面より応募すると契約画面が開きます。この契約画面が業務委託契約の代わりとなっています。

つまり、正式な書類があるわけではありません。業務委託契約画面はメッセージ画面との混合ページなので見落としやすいですよね。

画面は以下のような感じです。

業務委託契約画面

クラウドワークスのメッセージ送受信画面、つまり画面上に「仮払い」や「納品」という業務フローがあるページです。この画面はお仕事に応募した段階で作成されます。

業務委託契約はこの画面内で契約ボタンを押すことで成立します。契約しない限りは仮払いも行われませんし、納品もできなければ、もちろん報酬ももらえません。

この画面が出てきて、「契約」ボタンを押した時点で業務委託契約は締結していると思ってください。そのため契約を結ばないという選択はありえないでしょう。

 

秘密保持契約の場合

秘密保持契約へのリンク

秘密保持契約は、業務委託契約と同じく契約画面(メッセージ送受信画面)の中央にリンクがあります。こちらを押すと秘密保持契約ページに移動します。

基本的にはフリーランスの方からよりも、クライアント様から「秘密保持契約の締結をお願いします」とお申し出があります。それを受けてはじめて上のリンクをクリックする形です。

秘密保持契約を拒否する場合はそれなりの理由がいります。

特に理由なく拒否すると当然クライアント様から「なぜですか?」と聞かれるでしょうし、契約以前ならそのまま破談になってしまうこともあるでしょう。

ただし、秘密保持契約ページにはクラウドワーカーとクライアント様両方の個人情報が表示されます。たとえば、ペンネームでWEBライターで活動している人も契約書内で本名、住所が表示されてしまうのです。

もし恐喝や脅しを受けて秘密保持契約を迫ってくる相手なら拒否しても構いません。そのような方に個人情報を渡す必要がないからです。

また、業務委託契約を結んでいない状態で秘密保持契約を結ぶのは個人的にオススメしません。契約が済んで、仮払いが完了するまではクライアント様がお支払いしてくれる保証がないため、先に秘密保持契約を結ぶ理由がないからです。

そういう時ははっきりと「先に業務委託契約と仮払いのお手続きをお願いします」と断りを入れます。

私はこれまでに何度か、作品を提出したのにお支払いしてくれない詐欺案件に引っかかりました。もちろん、仮払い前に業務を開始した私の責任ですが、仮に上のように提案して相手が渋るようならその方とはお付き合いする必要はありません。

 

【クラウドワークス実録記26】まとめ

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

 

業務委託契約と秘密保持契約(NDA)、お分かりになりましたでしょうか?

クラウドワークスでお仕事している間は業務委託契約書はメッセージと同じ画面なので特に気にする必要はありません。ただし、秘密保持契約についてはしっかりと覚えておくようにしましょう。

次回は本人確認、本人認証についてお伝えしていきましょう!

 

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それでは、また次回お会いしましょう!